私の事務所では建設業許可の決算変更届や更新手続きの手続きを行っておりますが、新規建設業許可の取得をお手伝いし、その後の手続きも継続してというケースが多いです。
最近増えてきている依頼理由が「今まで手続きをしていた事務員さんが退職した」ということ。
昔からの建設業許可業者さんで規模が大きめの会社の場合、自社で手続きを行っている割合が高いです。
しかし最近は人手不足、採用難という状況の中、「退職者の後任が採用できない」「後任の社員さんに建設業許可の手続きは難しすぎる」等の理由で行政書士に外注するというケースが増えてきているのでしょう。
過去には事務員さんが会社から手続きを行うよう指示されたのですが、難しく、事務員さんの自費で手続きをしてくれないかと当事務所にの依頼があったこともあります。
自社で手続きを行うメリット・デメリット
メリット
・費用がかからない
デメリット
・事務員さんの負担が大きい
・事務員さんが退職した場合、後任の事務員さんの負担も大きく手続きが大変になる
・この手続きが原因で退職に繋がることもある
行政書士に外注するメリット・デメリット
メリット
・事務員さんの雇用状況に関わらず安定的に手続きを行うことができる
・事務所によっては建設業許可手続き以外の部分(経営的な部分や契約書のチェック等)にもサポートを受けられる
・公共工事の入札参加をしている場合、経審の点数アップの提案を受けることができる
デメリット
・費用がかかる
建設業許可の手続きは、専門の行政書士でも難しい手続きと感じる場合が多いです。人手不足、採用難の時代に事務員さんの負担軽減のためにも是非建設業許可手続きの行政書士への外注をご検討ください。
